小さな幸せ、少しの…。

日々のつぶやきだったり、なかったり。

マンガ今・昔。〜私にとっての黄金時代〜

 ときめきトゥナイト(俊&蘭世)やドラゴンボール(無印)が雑誌に連載されていた頃。私にとってはマンガ黄金時代でした。

 個人的な考えですが、この頃のマンガってあからさまな描写が無くてよかったな、って思います。重いテーマも一杯あったけど、それでも自分で考えるというか、その場面を創造する余地があったというか。

特に少女マンガ。

たとえば。露骨な言い方をすれば”性描写”。今の年齢でこそ、「ふーん。ちょっと露骨過ぎて面白くない。」とか見ますが。

いつからあんなに露骨になったんだろう。小学生や中学生が見るような雑誌でも結構きわどいというか、私から見ると「アウトだろう、それ。」って内容。

なんだか倫理観が崩壊してんの?って感てしまう。

まぁ、マンガだけの話ではないですが。色んなものが若年化しすぎていると感じます。興味を持つのはしかないことだけど、自分たちが同じような年頃のときはレディコミの表紙にも恥ずかしさを覚えたものです。

キス一つで大騒ぎできるほどだったのに。

早熟すぎる(全てではないけど、)のはもったいないなぁ、と。

身体は確かに大人だけど心が子供じゃ、ね。心と身体ってある程度は一緒に成長というか、成熟していくものだと思うんですよ。特に心は成熟するのに時間が掛かる。成熟して初めて得られる感覚もあるわけで。

ここ最近のマンガというよりコミックはキスの描写だけでドキドキできるような(若年の)読者はいるんだろうか?それだけじゃ物足りない、って更にその先を描写させてしまう。本当なら「描く」のではなく、「その先に起こっている事を想像させる」べきなんじゃないだろうか、と思うんですよね。ただ、そういう想像力が乏しくなってきているのかな、と感じる今日この頃。(私の事じゃないですよ。)

昔は過激な性描写ってレディースコミックの特権だったのにね。今じゃ当たり前なのがいただけないというか、なんと言うか。

まぁ、あくまで個人的な考えなので。