小さな幸せ、少しの…。

日々のつぶやきだったり、なかったり。

視力回復術のメリットとデメリット 失敗しないために

 私にとっては不具合があっても十分満足のいく結果になりました。(現時点ですが)やる内容が内容だけに簡単に他人に勧めることはできませんが、私はやってよかったと思っています。という事を踏まえて…メリットは?・メガネ、コンタクトがいらない。・コンタクトの場合、ケア用品などの煩わしさがなくなる。・目の疲れが軽くなった。・後房型は白内障が出やすいなどなど。デメリットは?一般的なところで…・高額(私の術式はICL(後房型)でした。)・ハロー、グレア・術後運動などにしばらく制限がかかる私が実際感じているのは…・手元にピントが合わなくなった。(20センチくらい離せばOK)・外側がぶれて見える(特に朝がひどい)・夜間のハロー・軽いドライアイと言ったところでしょうか?私が感じている不具合は時間とともに解消されるものもあるのかもしれませんが、このままかもしれないなぁ、とも思っています。ある程度覚悟もしていたのでこれらの事を差し引いてもやってよかったと思っているからです。これらの症状はレーシックでも起こりうるので、レーシックでさんざん悩み、調べていたのである意味想定の範囲内というか…手術の性質上、レーシックは角膜を削るので戻せませんが、フェイキックはレンズを挿入するので、最悪取り出せば術前の状態にはなります。そういう意味でもレーシックを最初検討していたときは本当に悩みました。もう戻せない手術になるので本当にいいのか、デメリットもさんざん調べて。この手術は健康保険が効かない「自由診療」です。無理に受ける必要もないし、通常の視力検査とかで進められるような手術でもないと思います。眼科にメガネやコンタクトを作りにいって「レーシックorフェイキックやりませんか?」なんて勧められませんから。何が言いたいかと言えば。レーシック含め、このような視力回復術はすべて自己責任だっていう事。だから健康保険も効かないし、金額もまちまちなわけです。昔に比べれば随分と技術も向上して安かろう、悪かろうではなくなってきているとは思いますが、参考にはなるでしょう。そして私のようにレーシックを受けたくても受けられない場合もあります。そうした場合代わりになる方法を提示されますが私の場合はフェイキックだったわけです。寝耳に水だったのであわててデメリットなど調べましたが情報が少なすぎでした。少なくてもレーシックと同じく目玉を弄るわけですから、少なくてもレーシックに起こることは起こり得るだろうと考えたのでした。逆にレーシックとはないだろうデメリットも探したのですがほとんど出てくるのは前房型。後房型とは異なるためあまり参考になりませんでした。調べた限り(前房型、2006頃)では、本番の前に「虹彩切開術」を行い房水の新ルートを確保しその後本番のレンズ挿入に。これも前房型の場合、両目同日は無理で片目ずつで1週間以上開けて残り、これは今現在も前房型は変わらないようです。後房型は同日両目OKで虹彩切開も同時に行うため、術後の不安は倍増するものの、1日ですべて終わるので楽ちんでした。術後の合併症や不具合などはクリニックや医院のサイトに書かれている場合が多いので熟読するべきでしょう。検査も無料でやっていることが多いのでそれを利用しそのクリニック、医院の雰囲気やスタッフの対応、こちらの質問にちゃんと答えてくれるか、など納得ができる所なのか吟味するのはこちらの義務だと思います。どの医師も無理やり視力回復術を勧めたりはしないでしょう。そんな権利はないし、こちらにはもちろん「受けない権利」もありますし。適正検査を受けたから必ずレーシック&フェイキックしなきゃあらないなんてことはありません。不安に思うのならその不安が解消されるまで受けるべきではないし、トコトン納得がいくまで先生&スタッフに疑問をぶつけるべきです。大切な目の事です。レーシックは後戻りできないし、フェイキックも、戻せるのは理解してますが、あんなのできれば白内障までやりたくないし。不具合が全くないなんてありえないだろうからやっぱりどこまで妥協できるのか、というのも考えざるを得ないでしょう。そのためにもトコトン、調べ、疑問をぶつけるべきです。視力回復術(レーシック、フェイキック)は自由診療です。無理に受ける必要はありません。すべては自己責任です。後悔しないためにも下調べは入念に…